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読書濾液の貯水箱

本を読んでいたことを忘れないために

「語り」の技術 を読む

読書 コミュニケーション

 1 はじめに Amazonプライムの登録
 私は映画などを見るために、dTVのサービスを利用していた。タブレットからでも見られる点と、他のサービスに比べて月額料金が比較的低かった点からだった。
 今回、Amazonプライムビデオサービスの開始に伴い、プライム会員への移行ということにした。あくまで付随サービスなので、ラインナップは明確に劣る。しかし、もともとそこまで映画を見ていない点や、Amazonのアプリがようやく一般のAndroidタブレットに対応した点、月額料金が若干低い点などから、乗り換えを決意した。
 そしてもう一つの理由として
 5秒で引きつけ、10秒で夢中にさせ、1分でその気にさせる
 「語り」の技術

 1 はじめに Amazonプライムの登録
 私は映画などを見るために、dTVのサービスを利用していた。タブレットからでも見られる点と、他のサービスに比べて月額料金が比較的低かった点からだった。
 今回、Amazonプライムビデオサービスの開始に伴い、プライム会員への移行ということにした。あくまで付随サービスなので、ラインナップは明確に劣る。しかし、もともとそこまで映画を見ていない点や、Amazonのアプリがようやく一般のAndroidタブレットに対応した点、月額料金が若干低い点などから、乗り換えを決意した。
 そしてもう一つの理由として
Kindleオーナーライブラリー」サービスの存在がある。これはKindle端末を所有しているプライム会員が、一部の本につき月1冊まで借り受けることができるというもの。こちらもあまりラインナップは豪勢ではないものの、自己啓発・ビジネスに特化した本が月1冊分、タダで読むことができる。
 今回の登録により、今回借り受けた本がこの「『語り』の技術」という本である。

 2ー1 5秒で引きつけ

 人との出会いのうち、最初の瞬間で多くのことを判断される。話を聞くべきか、この人はいったい何なのか。作者が100人に突撃インタビューをした経験談から、最初の5秒におけるテクニックをいくつか披露している。
 たとえば、相手
が必ず持つであろう先入観を逆手に取り、抱かせたい先入観に合わせた格好をするべきだ、というようなことだ。目新しい内容は少なく、挨拶が肝心、相手に感謝して笑顔をなどの心構えが詳しく記載されている。

 2ー2 10秒で夢中にさせ

 相手にわかってもらう為には、相手をわかろうとすることが必要だ。相手を理解するためには、自分がわかってもらいたいことを話すだけでは不十分だ。というところから、何を会話の糸口として広げていくべきかを作者は考えている。
 目新しいところでは、相手を拒絶しすぎないと言う点はともかく、共感・同情は必ずしも有益ではない、という点を主張したところがある。あえて共感をせず、「こんなこ
とはそこまで思い悩むことではないだろう?」というような雰囲気を醸し出すことで、目的を適切に達成させる、というようなテクニックだ。相手がためらっているのなら、ためらっていることについて共感は必要がない、ということなのだろう。

 2ー3 1分でその気にさせる

 話を聞いてもらい、最後に「その気」になってもらうためにはどうすればいいのか。ここで作者は、「自分のことを好きになってもらう」ことが語りの目的だとしている。相手に動いてもらうためには、利益があるというよりも、自分のことが好きだから動いてくれる、と言う風にすべきである、ということだ。
 話は相づちをうまくつかみ、相手を心から褒め、相手にとっ
て素晴らしいパートナーとしてあるべきである、とのことだ。そして、その大前提として、相手の目線になって話を行うことがある。
 相手を「その気」にさせるのであれば、「相手が」どう思うかが重要であり、自分を中心にして語るべきではない、ということだ。

 3 総評 当たり前のことをするために

 決して目新しいテクニックが書かれている本ではなかったが、それ故に参考になることも多かった。もう一度、今の自分に足りていないものは何かを振り返る良い機会にもなった。
 自分自身、非常に調子・気分の高低が激しく、人生の目標も七転八倒であるため、基礎基本に返る本はあるべきだ。これが自分にとっての「足場」足りうるか、
と言えば若干心許ないが、これを読むことができて良かった、とは思う。
 優しくありたい。